「宇宙食(うちゅうしょく)を作ろう」


 11月23日(月・祝)の活動(かつどう)は「宇宙食を作ろう」をおこないました。

 宇宙では、食べ物をはじめ、必要(ひつよう)なものはすべてを持っていく必要があります。そこで「私たちはどれくらいのお米を食べているのか」について 考えました。まずは茶わん1杯(ぱい)のお米(0.5合(ごう))に含(ふく)まれる米粒(こめつぶ)が、何個なのか数えてみました。4つのグループの平 均(へいきん)は4085粒だったので、茶わん一杯でお米が約4100粒としました。これを1日3回365日食べると約450万粒。一株(ひとかぶ)で 1600粒が実るとして、1年間に必要な株数(かぶすう)は2800株。1平方(へいほう)メートルに16株植えるとして、必要な田んぼの面積(めんせ き)は180平方メートルとなりました。

 さらに1年分のお米を収穫(しゅうかく)するのに、何粒のたねモミが必要か計算すると、1株に4粒使うとして約11000粒。これは茶わん一杯のお米の たった2.7倍で、それだけのたねモミで1人が1年間食べるだけのお米が収穫できるという驚(おどろ)きの結果となりました。

 しっかりと頭を使い、すっかりとお腹(なか)もすいたところで、今度はラーメンを宇宙食風(ふう)にして食べることにしました。宇宙という特殊(とく しゅ)な環境(かんきょう)では「汁(しる)が飛ばないようにとろみをつけること」、「ラーメンを食べやすく1口サイズにすること」などを説明し、実際 (じっさい)に作ってみました。1口サイズにするため結(むす)んだり、丸めたり、またとろみは片栗(かたくり)粉(こ)を使って出したりと、各グループ で苦労しながら仕上げました。麺(めん)をゆでている間にほどけたりして、なかなか難(むずか)しかったのですが、なんとなくそれらしいラーメンが完成し ました。その後、試食(ししょく)し、盛(も)り上がりのうちに活動は終了となりました。




お米を数えるのは大変だぁ〜
ラーメンを結ぶのは初めてです!





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