オリジナル望遠鏡(ぼうえんきょう)を作ろう


 6月14日(日)は「オリジナル望遠鏡を作ろう」をおこないました。
 今年度のYACは「自分(じぶん)で考(かんが)える」をテーマに、いろいろな活動(かつどう)をおこなっています。5月の宿泊活動でおこなった「紙 (かみ)で強(つよ)い橋(はし)を作ろう」もその1つでした。今回は違(ちが)う焦点(しょうてん)距離(きょり)のレンズを自分で組み合わせ、オリジ ナル望遠鏡を作ろうという取り組みです。

 まずはレンズを使って、種類(しゅるい)(とつレンズ、おうレンズ)や焦点距離などについて学びました。そして、違う焦点距離のレンズを組み合わ せると望遠鏡になること、対物(たいぶつ)レンズの焦点距離÷接眼(せつがん)レンズの焦点距離で倍率(ばいりつ)が計算できることなどを学びました。

 実際(じっさい)の望遠鏡を組み立てるために、まず度数(どすう)が違う3種類の老眼鏡(ろうがんきょう)(+1.00、+1.50、+ 2.00)の焦点距離を測(はか)りました。特に度数+1.00は測定に苦労(くろう)しました。次にルーペの焦点距離を測りました。これでどの老眼鏡と ルーペを組み合わせて、何倍(なんばい)の望遠鏡にするか自分で決めて、必要(ひつよう)な長さだけの紙(かみ)筒(づつ)をつなげました。

 ワイワイガヤガヤとやっているうちに、どんどん望遠鏡が仕上がっていきました。+1.00の老眼鏡を使った団員はうまくいきませんでしたが、それ 以外の老眼鏡では、全員が望遠鏡に仕上げることができました。紙筒を白いビニールテープで巻(ま)いたりして、望遠鏡らしい姿(すがた)に仕上げた団員も いました。

 今回の活動は小学校中学年以下には難(むずか)しい内容となりましたが、100円ショップやホームセンターで買える材料(ざいりょう)を使って、望遠鏡を作ることができることと、望遠鏡の仕組みなどについて知ってもらえたと思います。





「とつレンズ」と「とつレンズ」で望遠鏡になる
老眼鏡の焦点距離を測定中
組みあがってきたぞ



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