「大型(おおがた)水ロケットをつくろう」


 1月20日(日)に、ペットボトルを3本使った大型水ロケット作りをおこないました。当初(とうしょ)は12月と1月でペットボトルを6本使った水ロケットを全員(ぜんいん)で開発(かいはつ)し、2ヵ月かけて完成(かんせい)させる予定(よてい)でしたが、12月は山崎直子(やまさきなおこ)さんの講演会(こうえんかい)に参加(さんか)したので1回の活動(かつどう)となり、予定よりも小さな水ロケットを作ることにしました。

 今回の活動のポイントは「完成図(かんせいず)がない」ということです。材料(ざいりょう)を自由に使って、団員たちがこれまでの経験(けいけん)を活(い)かして、水ロケットを仕上げるということにチャレンジしました。どうなるか心配(しんぱい)でしたが、団員たちはチームでワイワイガヤガヤと相談(そうだん)しながら、どんどんと水ロケットを作っていきました。これにはちょっとビックリしましたが、団員たちの能力(のうりょく)の高さに改(あらた)めて感心(かんしん)しました。

 作業(さぎょう)を始めて1時間半もかからないうちに各チームの大型水ロケットが完成し、実際(じっさい)に飛(と)ばしてみることにしました(今回の活動でここまで来るとは思いませんでした)。しかし、ここで予想外(よそうがい)にいろいろなトラブルが出ました。まずは取り付け方。ペットボトルの微妙(びみょう)な高さや幅(はば)の違(ちが)いで取り付けるのに時間(じかん)がかかってしまい、少し水がもれるという感じでした。さらに加圧(かあつ)中の水もれも問題(もんだい)でした。3つのペットボトルを順番(じゅんばん)に加圧したのですが、1つに水もれが出るとすべてやり直しとなるので、飛ばすまでに時間と手間(てま)がかかります。水もれしない噴射口(ふんしゃぐち)に交換(こうかん)すること、小さな砂(すな)がかまないようにすることなどがポイントかなと思いました。また独自開発(どくじかいはつ)した発射装置(はっしゃそうち)から3つの発射口(はっしゃぐち)を同時(どうじ)に離(はな)すということも課題(かだい)です。時間がずれるとパワーロスが出てしまいます。

 しかしながら水ロケットが変(へん)な方向に飛ばないかという心配は問題なく(長めのガイドレールを使用したことが良かったかな?)、危険(きけん)なことにもならずに3台の水ロケットはどれも無事(ぶじ)に飛びました。

 これをさらに改良(かいりょう)してペットボトルを6本に増(ふ)やし、さらに空気圧(くうきあつ)も6〜7くらいにしてどれくらいの高さまで飛ばせるか、どれくらい重(おも)いものまで飛ばせるかなどの実験(じっけん)を進めたいと思います。

まずは力を合わせて、大型水ロケットの工作!


発射装置に取り付けるのも大変 お母さんチームもロケットを作りました


初の試みとしては上出来な飛びでした!



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