「ジオパークめぐり」


 11月4日(日)に中川リーダーが企画(きかく)した「ジオパークめぐり 〜見えるものを観(み)る、見えないものを観る〜」をおこないました。

 集合後(しゅうごうご)、兵庫県(ひょうごけん)新温泉町(しんおんせんちょう)にある「山陰(さんいん)海岸(かいがん)ジオパーク館(かん)」へ行きました。そこの会議室(かいぎしつ)をお借(か)りし、中川リーダーの説明(せつめい)のもと、磁場(じば)や大陸(たいりく)移動(いどう)について学びました。そして、垂直(すいちょく)方向(ほうこう)にも動く方位磁石(ほういじしゃく)を使うと磁石が45度(ど)くらい下を向(む)くこと、熱(ねっ)したハリガネが地球(ちきゅう)の磁場の影響(えいきょう)で磁化(じか)することなどを実験(じっけん)しました。

 その後、10月の宿泊(しゅくはく)活動(かつどう)で作った「無定位(むていい)磁力計(じりょくけい)」を使って、石に残(のこ)った磁力の測定(そくてい)テストをおこないました。

 続(つづ)いて「香住(かすみ)海岸(かいがん)」へ移動(いどう)。ここにある動物(どうぶつ)の足跡(あしあと)化石(かせき)を見学(けんがく)しました。なかなかわかりにくいのですが、言われてみれば確(たし)かに足跡だというものがいくつか見つかりました。また波(なみ)の跡(あと)の化石なども見て、およそ1800万年前、波打(う)ち際(ぎわ)をイノシシやコウノトリ、ゾウなどが歩いていたんだなぁ〜と思うと感慨深(かんがいぶか)いものがありました。

 豊岡(とよおか)のファミリーレストランで昼食をとってから、いよいよ玄(げん)武(ぶ)洞(どう)へ行きました。ちょうどガイドさんがいらっしゃったので説明(せつめい)してもらいながら、玄武洞と青龍洞(せいりゅうどう)を見学しました。そして青龍洞のところで岩(いわ)に残(のこ)っている地磁気(ちじき)を測定(そくてい)し、今の磁極(じきょく)とは違(ちが)う方向(ほうこう)を向(む)く岩がいくつか確認(かくにん)できました。

 その後は一路(いちろ)、鳥取(とっとり)を目指(めざ)して帰(かえ)り、解散(かいさん)となりました。中川リーダーならではの、ちょっと違(ちが)う視(し)点(てん)からの活動(かつどう)で、私も楽しませていただきました。

まずは地磁気などについて勉強  これが足跡かぁ〜 磁力計は動くかな?


青龍洞の前で記念撮影。ガイドさん(右端)、ありがとうございました。



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