「水ロケットコンテスト全国大会」


  9月15日(土)〜16日(日)にかけて、神奈川県(かながわけん)でおこなわれた「水ロケットコンテスト全国大会」へ参加しました。参加者は岡本大昂(ひろあき)くん、田熊(たくま)健太くん、安陪隆文くん、そして引率(いんそつ)の織部です。

 前の日の夜はドキドキして、1時間おきに目が覚(さ)め、朝の集合時間に遅刻(ちこく)しないかどうか心配(しんぱい)でしたが(笑)、鳥取空港(くうこう)に朝8時に全員が集まり、飛行機(ひこうき)であっという間に羽田(はねだ)空港へ到着(とうちゃく)しました。その後、電車で移動し、予定通り12時前にJAXA(ジャクサ)相模原(さがみはら)キャンパスに到着しました。受付を済(す)ませ、最初に宇宙科学研究所内を見学しました。1階(かい)ロビーの展示をじっくり見た後、M(ミュー)−V(ファイブ)ロケット3号機(ごうき)の本物のフェアリングの前で記念撮影などをおこないました。

宇宙科学研究所に到着! 信号もカッコイイぞぉ  M−V 3号機などを見学
(JAXAの方からいろんな秘密を教えてもらいました)



 その後、会場を移動し、いよいよ水ロケット製作(せいさく)が開始。3人の団員は苦労(くろう)しながらも、予定時間内にほぼ完成しました。今回は11地区から33人の団員が参加していましたが、完成したロケットはそれぞれに工夫を凝(こ)らした感じに仕上がっていました。その後は夕食、お風呂、交流会と慌(あわ)ただしく初日は終わりました。

水ロケット製作中 完成した「てり玉1〜3号」 交流会での自己紹介の様子


 旅の疲(つか)れもあり、ぐっすりと眠って、いよいよ大会本番の朝となりました。またまた会場を移動し、ロケットを飛ばすグラウンドへ。入場行進や開会式が終わると、けっこうな雨が降り始め、少し様子見の状態(じょうたい)となりました。

 その後、小降りとなったところで大会スタート。くじ引きで中国地区代表が最初に飛ばすことが決まっていました。トップバッターの岡本くんが緊張(きんちょう)しながら加圧していると、突然(とつぜん)、水ロケットが発射(はっしゃ)。どうも発射装置(そうち)ジョイントが固く、きちんと止まっていなかったようです。修理(しゅうり)していただいた後はトラブルもなく、3人が順番(じゅんばん)に飛ばしました。

打ち上げ前、3人ともいつも以上の慎重さで、空気圧・角度・方向を決めました

飛べ! てり玉号!! 60m先の目標に向かって!!!


 最初は3人とも定点から8〜9m程度(ていど)の誤差(ごさ)でした。2回目は田熊くんが4m台に乗せ、好記録(こうきろく)をマーク。しかし、全国大会のレベルは高く、定点から数m以内の記録が続出(ぞくしゅつ)しました。これにはビックリ! 見事というほかはありませんでした。競技(きょうぎ)は30から定点までの距離(きょり)を引き、得点(とくてん)とするという方法でおこなわれました(つまり、定点から10m離(はな)れたところに落ちれば、30−10=20点となります)。1チーム3人が2回飛ばして合計点を競(きそ)いましたが、トップチームは150点台という成績(せいせき)(満点(まんてん)は180点なので、誤差30m、つまり1回あたりの平均(へいきん)誤差は5m以内!)でした。

 やはり上位3位には入れませんでしたが、全国大会のレベルの高さを見て、「ぜひ来年も全国大会へ出たい!」という思いを強くしました。

 帰りは横浜(よこはま)中華街(ちゅうかがい)へ行って、食べきれないほどの中華を堪能(たんのう)し、鳥取への帰路(きろ)につきました。参加した3人は本当によくがんばってくれました! 拍手(はくしゅ)!!

3人は本当によくがんばりました!



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