「天体観察(てんたいかんさつ)をしよう」(宿泊活動(しゅくはくかつどう))


 5月は恒例(こうれい)で大盛(も)り上がりの宿泊活動を、21日(土)〜22日(日)に鳥取市さじアストロパークでおこないました。天気予報(よほう)は土曜日(ようび)の昼から雨が降り続くというものでしたので、天体観察はもちろん、水ロケット飛(と)ばしやサツマイモ植(う)えなど、予定しているほとんどの活動に支障(ししょう)がありそうでした。しかし夕方になっても雨は降りません。そうこうしているうちに、15時30分の集合時刻(しゅうごうじこく)となりました。

水ロケットづくり 夕食づくり

 まぁあとはやるしかないということで、まずは水ロケットづくりをおこないました。昨年に作っている団員は、これまでに何度もやったのでずいぶんと手慣(な)れていて、羽(はね)を工夫したりしながらどんどんと作っていきました。しかし、今回初(はじ)めてという団員は少し手こずりながらも、予定の2時間で全員が完成(かんせい)させることができました。

 そのあとは夕食づくり。YAC料理担当(りょうりたんとう)の鈴木さんの指導(しどう)のもと「ビビンバ丼」などを作りました。大きな鉄板(てっぱん)で一気に焼いたので、予定よりもずいぶん早く完成し、ゆったりと食べることができました。

 天気のほうは雲が流れ、ところどころに星が見える状況ということで、103cm望遠鏡(ぼうえんきょう)で土星などを観察することができました。雲が多く、たくさん見ることができなかったので、合わせてプラネタリウムを使った星座紹介もおこないました。

 その後は就寝(しゅうしん)ですが、やはり子どもたちは大盛り上がり。なかなか寝(ね)ませんでしたが、まぁここは団員たちが仲良くなる絶好(ぜっこう)の機会(きかい)ということで、いつもどおり大目に見ました。

 さて朝は昨夜遅(おそ)かったにも関(かか)わらず、6時半ごろから活動を始めたようです。私(織部)は爆睡状態(ばくすいじょうたい)で、気がつくと私だけが部屋のすみに置(お)き去りという状況でビックリしました。

 その後はまたまた腹(はら)ごしらえの朝食づくり。子どもたちも昨日以上にテキパキと動き、野菜いためなどが完成しました。朝から雨が降り始めていて、サツマイモの植えつけ作業は難(むずか)しそうだったので、またまた優雅(ゆうが)に朝食を食べました。

水ロケットは楽しいなぁ〜

 そのあとは室内で水ロケットの試射(ししゃ)を、空気圧(くうきあつ)だけでやっていましたが、「雨がやんでいる」ということで、外で水ロケットを飛ばすことにしました。思い起こせばちょうど1年前。ほとんど全員が初めて水ロケットを作り、指導(しどう)する私も経験(けいけん)が浅(あさ)かったことから、水ロケットは予期(よき)せぬ方向に飛びまくり、「う〜ん、なんでかな?」とみんなで悩んだものでした(その後、「フィンを牛乳パックで作り、濡(ぬ)れても大丈夫なようにすること」や「バランスをしっかり取ること」の2点が特(とく)に重要(じゅうよう)とわかりました)。それに比べて、今回はよく飛ぶこと! 感動的(かんどうてき)ですらありました。1年間にリーダーや団員たちが、いろいろな経験をしたことはやはり大きかったですねぇ〜。

 心ゆくまで水ロケットを飛ばし、あっという間に終了時刻となりました。最後(さいご)に記念撮影(きねんさつえい)をして解散(かいさん)しました。今回は運動会(うんどうかい)や部活の大会などと重(かさ)なった団員も多く、参加は24人と例年よりも少なめでしたが、天候(てんこう)も何とか味方してくれ、予定をほぼこなすことができました。そして、なんといっても団員たちがすっかりと仲良くなったことが一番大きかったと思います!

最後に宿泊活動恒例の記念撮影!

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